心と身体の健康は密接に関係してるよね。
メンタル面に余裕がない時は、往々にして運動不足だったりする。
Youtubeを見ながらちょっとB-Lifeのヨガやるとか、たったそれだけでも全く気分ややる気が変わるから不思議だな〜と思う。
あとは、意識の深度が日によって違うのだけど、浅瀬にある状態だと、大抵余計な情報を拾いやすいし、揺さぶられやすい。
意識を深いところに連れて行く手段は、没頭したり、集中することにあると思っていて、一番効果的だったのは、勉強だった。
ここ数年で二回ほど、集中的に勉強しなければいけない時期があり、勉強している時の自分のコンディションがすこぶるいいということに、二回目の勉強期間を通して気付いた。
学生時代は、いつも目標達成に追われたり、強いられているように感じてしまって、どうしても勉強が好きになれなかったけれど、最近は心地いい状態でいるために勉強したいと思ったりする。
運動みたいなものかな〜。
習慣化したら、心身のコンディションが格段に良くなるに違いない。
そもそも、朝起きてすぐにスマホを触るから、やる気が起きないような気がする。
そんなつもりなくとも、YouTube見始めたり、SNS巡回したり、いつの間にかスマホの世界に連れて行かれる。
スマホの方が私より主導権を握っていたら、その日がなんとなくパッとしないのもうなずける。
主要デバイスをなるべくパソコンしよう。
さほど変わらないように思えるけれど、なぜかスマホとは似ても似つかない関係性を築ける。
主従関係がより健全なんだよな〜。
最高の聞き手は人間じゃなくて、ノート。
言葉も内容も選ぶ必要がなく、とにかくなんだって気が済むまで書かせてくれる。
そしてなにより、抱え込んでるエネルギーや不満は、真のスッキリの原石だから、愚痴で終わらせるのは勿体なさすぎる。
人間相手に愚痴るだけでは見つからない発見が必ずある。
書いているうちになんだかよく分からないけれど、腑に落ちていく。
しかも、至極全うで、筋が通っているように感じていることでさえ、ノートに書き出してみると、想像以上に自分の認知が歪んでいたりするから、驚く。
思考は厄介者だ。
ノートに吐き出して吐き出して、やっと普段はなかなか顔を出してくれない、自分の中枢に触れられる。
自分だと思っている自分も、主張してくる自分も、過去の経験と解釈に基づく思考であることが大半だ。
表層にある自分の意識の大半が思考だから、自分に対して批判的な声が多い。
一番の共感相手は深いところにいる自分なのだけど、その自分は表層の自分(思考)の中に紛れるようにして、いる。
彫刻みたいに表層を彫って、輪郭をはっきりさせる作業こそ、ノートに書き出すことだ。
最後は、アナザーワールドを持つ大切さについて。
仕事だったら仕事、家事だったら家事。
やらないといけないことに追われるようになったら、それらが人生の中心に居座り始めてしまった。
好きで好きで仕方ない、というよりは使命感や責任感が動機だからか、どう頑張ってもご機嫌でいることが難しくなってきた。
不満な現状に心が揺さぶられたり、いちいち些細なことに反応してしまう。
消耗していて、常に疲れているからか、ミスも目立つ。
こんな状態が慢性化してきて、いよいよ体調を崩してしまった。
そんな時にふと「ひとつの世界にのめり込みすぎていたな〜」と思った。
やるべきことをこなす受動的な世界だけに属していると、日々がつまらないからか、不機嫌な時が増えた。
日常単位ではやるべきことだらけで忙しいのだけど、人生単位ではある意味、暇なのかもしれない。
仕事のこと、職場の人のこと、世間を賑わす話題...
自分の自由時間を削ってまで、本当に考えたいことなのだろうか。
真に心を埋めたいことなのだろうか。
心をかき乱すことでいっぱいにするより、ウキウキするようなこと、ハマっていること、やりたいことで満たしたら、エネルギーに満ち溢れてくる。
自分をご機嫌にしてくれる自分だけの世界を、時間を、どれだけ短くてもいいから持っていたら、やらなければならない作業中も、待ち遠しく思ったり、ウキウキするから、単純に気分がいい。
小学校中学年くらいまで、読書が大好きで、物語の中にどっぷり没入するのが楽しくて仕方なかった。
例外なくハリポタにドはまりしていたから、学校にいようと、習い事の練習をしていようと、頭の片隅には常にハリポタの世界があった。
現実世界で不愉快なことが起きたとしても、本の続きを読みたい気持ちの方が勝っていたから、さほど引きずらなかった。
不本意な事象に深入りする暇がなかったのだと思う。
人間はフォーカスすると、そればっかりに目がいくよね。
意識を分散させてあげるくらいで、きっとちょうどいい。
リラックスして、やりたいことをやろう。
大人になった今こそ、現実世界だけでなく、ウキウキさせてくれる、真に心を埋め尽くしたいようなアナザーワールドを持とうと思った。
きっと、心身ともにバランスが取れて、仕事も家事もルンルンでこなせるようになるさ。