最近は気持ちが腐りがちだ。
二週間ほど東北で過ごす機会があり、自然に囲まれていたからなのか、土地があっていたからなのか、とにかく満たされていた。
自己嫌悪に陥るような思考が働いてしまうことは一切なく、悠々自適に、一日も欠くことなく、幸せな日々を過ごした。
朝は7時前に起きて、朝ごはんを食べて。
夜は遅くても23時に眠くなって寝てしまう。
やるべきことに瞬間瞬間集中し、全力投球できる自分にとにかく驚いた。
お洒落や身だしなみを整えることにも、いつかのように楽しさやときめきを感じられた。
ウキウキしながら毎朝準備していた。
私ってこんな人だったっけ?
頑張ろうと思わなくてもこんなに楽しく頑張れちゃうの?
最高な二週間ののち、首都圏に帰ってきた私はすっかりブルーになってしまった。
可能な限り床と平行になっている。
こんなにも怠惰だったかしら?
こんなにも自分の身体は重かったかしら?
こっちに戻ってきて、今日でかれこれ一週間が過ぎた。
少しずつ復活しつつある。
元の暮らしのペースを取り戻しているような気がする。
東北での二週間が、元の暮らしをはるかに上回るものであったから、元に戻ることにさえ抵抗がある。
どうしたら意識したり気張ることなく、あの時みたいに心身が満たされるだろう?
こんなことを1ミリも思い悩まなかった。
より良い今を望んだりしなかったもの。
不足がないって、ものすごい豊かなことだよね。
苦しくも立て直しつつある日々の中で、いくらか以前よりもアップデートされたこともあるにはある。
帰ってきてしばらくはお腹も空かず、健康や素敵な暮らしに希望も抱けなかったので、サッポロ一番のラーメンばっかり食べていた。
化粧や身だしなみを整えることも億劫で、床と友達。
そんな時に大好きなクララブランさんのYouTubeを観て、だんだんと気力が漲ってくるのが分かった。
大好きなヘナサロンで読んだVeggy 2023年10月号を読んで、いきいきとした感覚が呼び覚まされた。
身体を思いやった食事を作って食べて、内側から発光したい。
内側からクリーンって、最高に気持ちがいいと思った。
お花を飾ったり、素敵なインテリアにしたり、暮らしを整え、楽しむことで、心が元気になると思えた。
やらなきゃいけないからやるのではなく、たっぷりの愛を自分のために注ごう。
クララさんの動画から滲み出ている、人生を楽しんでいるバイブスに私も共振し始めているのかも。
頭で考えて、ジャッジして、良し悪しを決めてるんじゃない。
むしろ、理由なき心の共振が顕著だ。
この、よく分からないけどワクワクする感覚を辿っていきたい。
集めていきたい。
出会っていきたい。
どんどん形にしていきたい。
人生に大好きなことを詰め込みたい。
生まれ変わる前のブルーだったのかな?笑